内容紹介
ロシア、韓国が実効支配している北方四島、竹島、そして中国の干渉が強まっている尖閣諸島。
この三つの領土問題は、今すぐ対処しないと、永遠に解決できなくなってしまうかもしれない。
それはなぜか?
昭和史研究の泰斗・保阪正康と、外務省で対ソ交渉の最前線にいた京都産業大学世界問題研究所所長・東郷和彦が、
わが国の領土問題をめぐる歴史的、外交的背景を徹底分析。さらに問題解決の具体的な手がかりと選択肢を大胆に提言する。
領土問題こそが、今まさに先送りできない問題なのだ。
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ニュースでよく見る問題について、もうちょっと詳しく知りたいなと思い読んでみた。
印象に残った点
1)領土問題は、関係する国が熱くなると戦争になる
2)領土問題を棚上げ、先送りするのも良い選択肢のひとつ
3)もう中国には、経済でも武力でも絶対勝てないという事実
外交の大切さがわかる一冊である。
これを読むと今の政治家に外交を任せて大丈夫なのか?
心配になる...選挙後はもっと心配.....。
日本にとって中国との問題は、平和的に解決するしか選択肢はない。
当たり前だけど....。