THE BEATLES 1

内容紹介
300万枚の大ヒット記録した「1」の最新デジタル・リマスター盤遂に登場!

2000年に発売され300万枚以上のセールスを記録する
ザ・ビートルズ唯一の1CDベスト盤 最新リマスター音源で登場(2009年度リマスター音源)
英米でNO.1を記録した誰でも知っている名曲27曲(78分)
ジャケットは、デジスリーブ仕様。32Pブックレット付き。
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息子がビートルズが聴きたいと言われて買った1枚。
私は、ビートルズ世代ではないし、若い頃はビートルズが好きではなかった。
ポールやジョンのボーカルはあまりうまくないなと思っていた。
それでもLPの「ホワイトアルバム」を買ったり、ちょこちょこは聴いていた。

しかし、スタイリスステックスなどの黒人ボーカルの方が好きだった。

でも今改めて、このベストアルバムを聴くとすごいバンドだったのがわかる。

「Let It Be」と涙が出そうになる。

科学的とはどういう意味か

内容紹介
科学的無知、思考停止ほど、危険なものはない!
「横行する非科学に騙されるな!」 元・N大学工学部助教授の理系作家による科学的思考法入門。

科学――誰もが知る言葉だが、それが何かを明確に答えられる人は少ない。しばしば「自然の猛威の前で人間は無力だ」という。これは油断への訓誡としては正しい。しかし自然の猛威から生命を守ることは可能だし、それができるのは科学や技術しかない。また「発展しすぎた科学が環境を破壊し、人間は真の幸せを見失った」ともいう。だが環境破壊の原因は科学でなく経済である。俗説や占い、オカルトなど非科学が横行し、理数離れが進む中、もはや科学は好き嫌いでは語れない。今、個人レベルの「身を守る力」としての科学的な知識や考え方とは何か。
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読みながら「そうだよ、そうだよ。」とつぶやいてしまった。
私がテレビのニュースや雑誌、インターネットの情報を見たときにいつも思う感想を言い表してくれていた。
それは、
「言葉を鵜呑みにしない。」
「雰囲気ではなく、数値で教えて欲しい。」
「あなたの意見よりもまず事実が知りたい。」
などなど.....。

読んだあとスッキリした気持ちになった。

永遠の0

内容紹介
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
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友達のおもしろぞと進められて読んだ。

圧倒された、そして泣けた。

すべてのエピソードが最後すべてつながりクライマックスへ.....。

この本で百田 尚樹のファンになった。

投手論

内容紹介
近鉄バファローズ、ヤクルトスワローズ、そしてニューヨークメッツへと日米の球団を渡り歩いた著者。
メジャーでは通算32勝し、日本人初のポストシーズン開幕投手も務めた。日本ハムファイターズの投手コーチ就任後には、二度のリーグ優勝に貢献した。
なぜ著者は、150キロの剛球を投げなくともメジャーで先発投手として勝ち星を積み上げられたのか、また、ダルビッシュ、吉川投手などを球界を代表するエースに導くことができたのか。
そこには、既知の投手観とはまったく異なる「投手魂」が存在していた――「打たれてKOされた時こそ、偉そうにベンチに帰って来い。打たれて下を向いたら罰金」と著者は教えていた。
また著者は、投球術についても既知の投球論に異を唱える――「打者は、ゴロを打とうとするのに、なぜ投手は、低目に投げなければならないのか」と。
従来の野球の見方を覆す、新しい野球論。

野球ファンはもちろん自分らしく生きたい人は必読の一冊。
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球の力が衰えても投球術で勝ち星をあげた吉井。
いけいけの若い頃からベテランになるまでの自己分析がおもしろい。
特にメジャーでの苦労話は、野球がうまいだけでは海の向こうに行けないのがわかる。

またどこかの球団でピッチングコーチをやってほしい。

ツナグ

内容紹介
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
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死後の世界があると思えないけど、この小説のような死後の世界があればいいなと思える。

短編が集まって長編になっている形もおもしろい。
ちょっぴり感動。

ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト アイデア・マンの軌跡と夢

内容(「BOOK」データベースより)
マイクロソフトのもう一人の創業者、ついに語る。ビル・ゲイツとの出会い。アイデアのポールと現実主義のビル。裏切りと離別。その後のアイデア・マンとしての人生―NBAやNFLなどのスポーツ、宇宙旅行、音楽、人工知能、脳地図―好奇心の飽くなき探求。新しい時代を創ったアイデアの人ならではの夢への挑戦を描いた自伝。
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自分をアイデア・マンと言ってしまうポール・アレンは痛い。
創世記のマイクロソフトを知るためには最高の本。

後半は読む必要なし、読んでいて疲れた。

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

内容(「BOOK」データベースより)
『ワイアード』US版編集長で世界的ベストセラー『フリー』『ロングテール』の著者クリス・アンダーソンが、新産業革命の最前線へと読者を誘う。今日の起業家は、オープンソースのデザインと3Dプリンタを使って製造業をデスクトップ上で展開している。カスタム製造とDIYによる製品デザインや開発を武器に、ガレージでもの作りに励む何百万人という「メイカーズ」世代が、製造業の復活を後押しする。ウェブのイノベーション・モデルをリアルなもの作りに持ち込むことで、グローバル経済の次の大きな波を起こすのだ。世界規模で進行する「メイカームーブメント」を決定づける一冊。
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大量生産の終焉。
3Dプリンタの進化はすごい。

CADデータと3Dプリンタという組み合わせは、日本が得意な物作りとは正反対にあるものだと思う。
アメリカの企業が勝ち続ける環境が続いているが、さらに日本は太刀打ちできなくなると思う。

うちの会社でも3Dプリンタ買うみたい。(^_^;

誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記

内容紹介
2010年代になり、J-POPはさっぱり売れなくなってしまった。
売れているのは3つだけ。AKB48と嵐とK-POPだけである。完全なファンクラブによる組織票の世界だ。
いつから、こんな事態になってしまったのか?
それはなぜなのか?
近い将来、レコード会社はおそらくなくなるだろう。CDも消えるだろう。
本書には音楽業界人にとってタブーである事実もかなり多い。だが、誰かが言わなければ、このまま日本は「失われた30年」に向かって突き進んでいくことだろう。その原因はハッキリしているのだが、なぜか表だってメデイアで語られることはなく解決法の模索は先送りされてきた。現場はがんばっているのだが縦割りで横の情報の共有や連携がない。
今、真剣に手を打たないと、家電業界同様、音楽業界も外資(ワーナーやユニバーサルなど)に見限られシンガポールや上海に日本本社を移転されてしまうだろう。
J―POPがガラパゴス化しているのにいちばん気づいていないのが音楽業界の上層部たちだからだ。おそらくこの1~2年が勝負になる。

音楽業界の闇と利権構造をエンタメ界の生き証人である著者が解き明かす。
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私も最近CDはあまり買っていない。
それはフトコロの事情だけど......。

音楽が娯楽の王様だったのは遙か昔、30年以上前でしょ。
今は、ロングテールが当たり前。
私だけの趣味を楽しむ時代。
流行はあるけど、価値観の違いが当たり前となり、自分だけの世界でOK。

業界の常識はおもしろかった。

CDが無くなり、MP3等の音楽ファイルを買うのが主流になるのは間違いない。
寂しいけどしょうがない。

いちご同盟

内容(「BOOK」データベースより)
中学三年生の良一は、同級生の野球部のエース・徹也を通じて、重症の腫瘍で入院中の少女・直美を知る。徹也は対抗試合に全力を尽くして直美を力づけ、良一もよい話し相手になって彼女を慰める。ある日、直美が突然良一に言った。「あたしと、心中しない?」ガラス細工のように繊細な少年の日の恋愛と友情、生と死をリリカルに描いた長篇。
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息子のために買った本。
私も読んで不覚にも泣いた。

中学生向けだけど......。

何者

内容紹介
「あんた、本当は私のこと笑ってるんでしょ」就活の情報交換をきっかけに集まった、拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。学生団体のリーダー、海外ボランティア、手作りの名刺……自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだす、書下ろし長編小説。
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不景気で就職難。
今の若者の苦労たるや私たちの時代の比ではないかも。

自分が就職するときの気持ちは思い出せないが、この本に出てくる若者ほど考えてはいなかった。
二十歳そこそこで企業の即戦力になれる実力を求められて、答えられる若者は多くはないだろう。
大人が無理難題を突きつけているだけのような気がする。

今の若者は、私たちの時代より優秀だし頭が良い。
私が若者に持っているイメージ通りの主人公が出てくる本だった。