今年はこの時期になっても考えられないくらい寒い。
この寒空の中、並んだかいがあって最前列の野呂一生の目の前に座れた。
バーの店内に小さなステージがあり、その前に椅子が並べられただけ。
スピーカーとモニタはあるけど、かなり寂しい感じ。
ライブ開始 PM7:00
野呂と櫻井、静かに登場。
ほんとに目の前、1mちょっとのところに野呂と櫻井がいる。
ステージに上がって、ふたりがぼそっと一言、「近いなあ。」
ほんとにちょっと近いよね、弾きづらいよなあと思った。
野呂一生が1mちょっと距離でギターを弾いているのを見るのは2回目である。
1度目は、自分が高校生の時、コンサートの翌日にヤマハセンターでギタークリニックがあり、野呂一生に直接ギターを教えてもらった経験がある。
なんと30年くらい前、ゆえに30年ぶりの1mちょっとである。
ライブはほぼ2時間、カバー曲やCASIOPEAの古い曲、お互いのソロの曲などなど。
野呂一生のアレンジ能力がいかんなく発揮された構成となっている。
目の前でわかったのは、野呂も緊張するんだということ。
始まりは、演奏が硬かった。
MCは櫻井が担当、野呂がぼけたり、突っ込みを入れたりする形。
櫻井のMCが以外に良かった。
しゃべりもうまいね、でもっちょっとしゃべり方が「お姉系」だった?
演奏については、
ギターとベースのデュオでは、常にリズムをキープしている楽器がないため、
テンポが速い曲で、野呂がメロディやソロを取ると曲が不安定になる。
野呂がバッキングをしてリズムキープして、櫻井がメロディを弾いている形の方がアンサンブルとして安定する。
スローな曲は、この破綻がないためとても良かった。
LIVEが終わった後、友達とも話したけど、同じ意見だった。
「マジック・レイ」と「セイリングアローン」は涙が出た。
2回アンコール演奏してくれて、クールに盛り上がって終了!!
ライブは最高だった。
またギターの練習しようと思った。
でも三日経てばギターの練習は挫折すると思う。