科学的とはどういう意味か

内容紹介
科学的無知、思考停止ほど、危険なものはない!
「横行する非科学に騙されるな!」 元・N大学工学部助教授の理系作家による科学的思考法入門。

科学――誰もが知る言葉だが、それが何かを明確に答えられる人は少ない。しばしば「自然の猛威の前で人間は無力だ」という。これは油断への訓誡としては正しい。しかし自然の猛威から生命を守ることは可能だし、それができるのは科学や技術しかない。また「発展しすぎた科学が環境を破壊し、人間は真の幸せを見失った」ともいう。だが環境破壊の原因は科学でなく経済である。俗説や占い、オカルトなど非科学が横行し、理数離れが進む中、もはや科学は好き嫌いでは語れない。今、個人レベルの「身を守る力」としての科学的な知識や考え方とは何か。
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読みながら「そうだよ、そうだよ。」とつぶやいてしまった。
私がテレビのニュースや雑誌、インターネットの情報を見たときにいつも思う感想を言い表してくれていた。
それは、
「言葉を鵜呑みにしない。」
「雰囲気ではなく、数値で教えて欲しい。」
「あなたの意見よりもまず事実が知りたい。」
などなど.....。

読んだあとスッキリした気持ちになった。

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