ウェブで政治を動かす!

内容紹介
政治は、もはや遠い世界の出来事ではない。
きみがウェブを駆使して社会を動かせる時代が、もうそこまで来ている。

もし、この本が夢見る未来が実現したとしたら、世代間格差も、地域間格差も消え、国民の声がまんべんなく政治に反映される世界が到来するだろう。
そのとき、真の民主主義の実現に一歩近づけたといえる。
「民主主義」とかいうと何だか大げさに聞こえるけれど、そのとき、少なくともきみは政局ショーの観客の一人ではなく、実際にこの国を動かす一人になっているかもしれない―。(「はじめに」より)

本書では動員の革命、政治家のSNS利用、ネット選挙、オープンガバメントなど、近年のめざましい動きを追い、
「どうせ何も変わらない」「政治家たちのゴタゴタにはウンザリ」という閉塞感を抱えた現代人へ向け、
ネット界の寵児が社会への新しいアプローチを説く。
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この本を読んで考えたこと・共感したこと

・今は老人のための政治が行われている
・若者は選挙にいき、現状を変えるべき
・twitterなのどSNSは、政治に有効

私自身、選挙に行くようになったのは、社会人になってから。
しかも毎回、かならず選挙にいったわけではない。
行かなかった選挙もあったと記憶している。

私は若いとき、政治に興味がなかった。
政治に興味を持つようになったのは、やはり子供ができてから。
ちょっと後悔している。

ぜひ若い人たちにこの本を読んで政治に興味を持ってもらいたい。

僕の死に方 エンディングダイアリー500日

内容紹介
2012年10月、「肺カルチノイド」という急性の難病により、
41才という若さで急逝した流通ジャーナリスト、金子哲雄さん。

死期を悟った金子さんは、会葬礼状まで生前に用意して、自分の葬儀を自分でプロデュース、
自らの死をも「流通ジャーナリスト」としての情報発信の場にしたのでした。
まさに、みごとというほかないその最期・・・。

しかし、彼が「余命0」宣告を受け入れて死の準備を整えるまでには、
乗り越えなければならない悲しみ、苦しみ、
そして何より、最愛の妻を残していくことへの葛藤がありました。

死の1か月前から、最後の力を振り絞って書き上げた本書には、
その一部始終が綴られています。
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金子哲雄、テレビで最近見ないなと思っていた。
ニュースで亡くなった事を知り、びっくりした記憶がある。

この本が出た時、ぜひ読んで見たいと思っていた。
文字通り、金子哲雄氏の人生が詰まった本である。

前半のサクセスストーリーは、楽しく読めたが、
病気との戦いの部分は、読んでいて胸が苦しくなった。

そして、奥さんの後書きで涙がこぼれた。
素晴らしい夫婦、見習いたい。

この本に出会い、人生の終わりというものをより身近に感じるようになった。
私自身、平均寿命で考えると、人生の3/5は終わっている。
いつ病気になるかわからないし、平均寿命まで生きている気がしない。

これからの人生を大切に生きていこうと気付かされる一冊である。

ふしぎなキリスト教

内容説明
キリスト教がわからないと、現代日本社会もわからない――。

イエスは神なのか、人なのか。
GODと日本人の神様は何が違うか?
どうして現代世界はキリスト教由来の文明がスタンダードになっているのか?
知っているつもりがじつは謎だらけ……
日本を代表する二人の社会学者が徹底対論!
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いやー、とても勉強になった。
キリスト教について知らなかった事がたくさんあった。

知らなかった事
・イエス・キリストは神じゃ無い
・キリスト教の元はユダヤ教
その他、細かい事はすべて知らなかった。

印象にのこった点は、
「日本人には、マルクス主義とキリスト教は受け入れにくい」
確かに、日本人は神に支配されるのを嫌う人が多いかも。

でもこの本の哲学的なところは、難しくて半分くらいしかわからなかった。

デフレの真犯人

内容(「BOOK」データベースより)
「実質的な金融引き締め」への正しい認識を持つことから、すべては始まる。「政府はバカだ」「日銀は無力だ」「人口が減るからダメだ」と憤慨し諦める必要はない。論点を修正すれば、日本経済は再び成長する。日本経済に横たわる「死角」を探れ。苦境から脱するために必要なことは何か、日本を代表するトップストラテジストが説く。
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経済の勉強になるかなと思い購入。

予想通り、本の中の用語はわからない言葉が多く、半分理解できただろうか....。
しかしとても興味深く読んだ。

「日銀はお札をもっと刷れ!」という話はよく聞くが、この筆者のような切り口で現在のデフレの説明を聞いたのは初めて。

株主への利益を金利として考えろ、日本の会社の株主への利益は多すぎる。
日本の会社の実力通りの金利ではないという筆者の意見は、おもしろい。
株主を神様と考えてはいけない。

また、アメリカがインフレになれば、日本はデフレから脱却できるかもしれないと書いている。
やはりアメリカ頼みであるところが日本の問題なのかもしれない。

非常に経済の勉強になった。
また経済の本を読んでみようかな。

そうだったのか! 現代史パート2

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカはなぜイラク攻撃を強行したのか、北朝鮮は何を望んでいるのか、パレスチナはどこに向かうのか。世界はめまぐるしく変動し混迷をきわめている。そしてわたしたち日本人も無関係ではいられない。その世界情勢を理解するには、少し前の出来事を知る必要がある。9・11以降、世界が注目する国や地域の現代史を取りあげた、大好評、池上彰の『そうだったのか!』シリーズ文庫化第二弾。
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パート1に続き、パート2も読んだ。
とても分かりやすい、これを読んだ後でニュースを観ると理解度が違うかも。

私が印象に残ったのは、第二次世界大戦の時、日本がオーストラリアとも戦っていたという事実。
これは知らなかった。

自分の無知が恥ずかしくなる本だった。

そうだったのか! 現代史

内容紹介
全日本人必読! 世界がわかるための基礎知識。
民族紛争、テロ、領土問題など、激動する世界を理解するためには、少し前の時代を正確に知ることが必要だ。現在の動向に合わせ、単行本版に加筆。豊富なビジュアルとやさしい解説で現代史がわかる!
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とてもわかりやすく読みやすい。
この本を読んで、自分は歴史を知らないことがわかり恥ずかしくなった。

私が知らなかった事
・台湾のおいたち
・イスラエルとパレスチナの関係
・カンボジアのポル・ポトのした事

特に「第十一章 ポル・ポトという悪夢」は読んでいて背筋が寒くなった。
ポル・ポトは、政治家というよりもただの犯罪者である。
独裁者は異常であるのが常だが、ここまで国民を家畜のように扱った独裁者はいないのではないか。
ほんとうにポル・ポトにはびっくり。

これくらいは、常識として知らなければならないという事がわかりやすく書いてあり非常に勉強になった。
おもしろかったので現代史2を読み始めている。

それと、映画「キリング・フィールド」を是非観ようと思っている。

日本の領土問題 北方四島、竹島、尖閣諸島

内容紹介
ロシア、韓国が実効支配している北方四島、竹島、そして中国の干渉が強まっている尖閣諸島。
この三つの領土問題は、今すぐ対処しないと、永遠に解決できなくなってしまうかもしれない。
それはなぜか?
昭和史研究の泰斗・保阪正康と、外務省で対ソ交渉の最前線にいた京都産業大学世界問題研究所所長・東郷和彦が、
わが国の領土問題をめぐる歴史的、外交的背景を徹底分析。さらに問題解決の具体的な手がかりと選択肢を大胆に提言する。
領土問題こそが、今まさに先送りできない問題なのだ。
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ニュースでよく見る問題について、もうちょっと詳しく知りたいなと思い読んでみた。

印象に残った点

1)領土問題は、関係する国が熱くなると戦争になる
2)領土問題を棚上げ、先送りするのも良い選択肢のひとつ
3)もう中国には、経済でも武力でも絶対勝てないという事実

外交の大切さがわかる一冊である。
これを読むと今の政治家に外交を任せて大丈夫なのか?
心配になる...選挙後はもっと心配.....。

日本にとって中国との問題は、平和的に解決するしか選択肢はない。
当たり前だけど....。

このムダな努力をやめなさい

内容(「BOOK」データベースより)
日本マイクロソフト元社長が説く「人生を消耗しない生き方」。
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成毛 眞の本をよく読んでいる。
内容が素晴らしい訳では無いが、なんとなく心にひっかるものがある。
立ち読みして内容を少し読むと、「読んでみたいな」という気持ちにさせられる。
不思議な本である。

この本を買おうと思ったのは、次の一文を読んだから。

「善人ばかりの家庭は争いが絶えない」

私は、最近、他人のマナーが気になる事が多くなった。
周りの細かいことに気を取られて大事な時間を無駄にしているのかもしれない。
この一文が、今の私の気持ちにぴったりはまったのである。

その他面白いなと思ったところ
・「いい人」を信用しない
・家族に愛情を注ぎ込むのに全力を尽くす
・「余裕」がない人間は一流になれない

エッセイとして読むと最高におもしろい。

ノマドワーカーという生き方

内容(「BOOK」データベースより)
夢を現実に変えるノマドワーカーのリアル。月間160万PV突破の驚愕サイト「No Second Life」管理人が初めて明かす「デジタル・セルフマネジメント」のすべて。個人の情報発信力でアナタの人生が変わる。
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だいぶ前に本屋で見て、気になっていたのだが買わずにいた。
おととい、本屋で何となく手に取り「これ読んでみようかな」と思い購入。

読んでみてとにかく色々な発見があった。
本のなかで、自分が素晴らしいと思ったものを以下に記す。

1)ネットとリアルの融合
2)写真との付き合い方
3)家族に感謝するこころ

この本を読んで真似しようと思ったこと

1)ブログの更新頻度を1日1回に
2)子供時代の写真をデジタルデータにする
3)もっと写真を撮り、自分のログとして保管する
4)twitterアカウントの使い分け

スキャナを買おうかな......。

舟を編む

内容紹介
玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。
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本を購入後、息子に貸したままになっていたため、やっと読めた。

さすが本屋大賞、一気に読めてしまう。
主人公の仕事・恋、人間としての成長を見守る気持ちになる。

最後の方は、泣けた。
最近すぐ泣いてしまう、涙もろい。