内容紹介
舞台は東北の小藩、海坂(うなさか)藩である。ある朝、小川のほとりで蛇に咬まれた隣家の娘を少年が救う場面から、この物語ははじまる。清流と木立に囲まれた、静かな城下組屋敷。少年の日の淡い恋と友情。そして突然の、父の非業の死。微禄の武士となった青年は、ふりかかる悲運と闘い、父の仇を討つべく、己を鍛えつづける。いまや遥かな存在となった初恋の女性への思いを胸に……。ドラマ・映画の原作にもなった、藤沢作品の代表的傑作。
———————————————————-
藤沢 周平を初めて読んだ。
Amazonの「オールタイムベスト小説100」にも選ばれていたため、読んでみたくなった。
時代小説はあまり読んだことがないが、傑作と呼ばれるのがわかる。
恋と剣、そして人生。
いい本はあっという間に読めてしまう。