内容(「BOOK」データベースより)
スティーブ・ジョブズというカリスマの陰に隠されていた、アップルの真の「凄み」。それは、時に獰猛な姿さえ見せてビジョンを実現する組織の「遂行力」にある。ものづくり、流通、通信、コンテンツ…日本企業を翻弄するその手法を知る人は少ない。厚いベールに覆われた、アップルの「正体」に迫る衝撃のドキュメント!
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この本は読むと背中が冷たくなる。
これからの寒い日本が予測され、冷や汗が出てくる本である。
私はアップル信者ではないが、アップル製品は大好き。
昔は、ウォークマンをはじめ、ソニー製品が好きだった。
しかし最近は、魅力的と思う製品はアップル製品であることが多い。
先日、私が仕事で使っているノートパソコンが調子悪いので買い換えを検討した。
ウルトラブックと呼ばれるタイプのノートパソコンを色々検討したが、
やはりMacがいいなと思ってしまう。
仕事はWindowsが動かないとだめなのに......。
アップルのデザインは、「クール!」でしょ。
魅力的な製品を開発し、徹底的な下請け管理で、より安く製品を作り、がっぽり儲ける。
下請けは、アップル製品を製造していることを宣伝できないという契約まである。
その徹底ぶりにびっくりする。
私は、スティーブ・ジョブズが亡くなり、アップル製品の質は少しずつだが落ちていく気がする。
1990年初頭のように大企業病になり魅力的な製品が少なくなって行くだろうと予測する。
だからアップル製品を買うなら、今だと思う。