ESTELLA(エステーラ)~Kaori Muraji SELF BEST


内容(「CDジャーナル」データベースより)
デッカ・レーベル移籍が決まった村治の、ビクター在籍中の10年間を集大成したベスト盤で、本人自らが選曲している。7枚のCDアルバムのうち、93年のファースト・アルバムから99年の6枚目まで、ほぼ年代順に並べている。演奏にはやっぱり、余裕が出てきている。
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BOOKOFFで中古を見つけて買った。
意外にデビュー当時の演奏の方が良かった。
荒削りだが最後まで、バーーーっと弾き通してしまう勢いがある。

スキーの検定

今日はバレンタインデー、次男のスキー検定日でした。
去年の長男に続き、次男もSIAジュニアゴールドに合格した。
この1ヶ月、集中的に練習し、とても上達した。
まさか受かると思わなかったが、難産だった長男に比べてあっさり合格。
運も味方したかな....。

去年と同じく焼肉食べに行った。
おいしいビールが飲めて最高!

ベンジャミン・バトン 数奇な人生


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの共演で描く壮大なエピックドラマ。80歳で生まれ、老人養護施設で育ったベンジャミン。少年期を迎えた彼は施設にやって来た少女・デイジーと出会い恋に落ちる。特典満載の2枚組。
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やっばりブラッドピットは格好ええ!
恋人は年老いていき、自分はどんどん若返っていく。
とてもせつなくなる映画です。

Take Love Easy


内容紹介
ダイアナ・クラール、ホリー・コールなど優れた女性ジャズ・ヴォーカルを輩出してきたカナダ出身、デビュー作となる前作『ソフィー・ミルマン』で世界中のジャズファンを唸らせた若きシンガーの2ndアルバム。今作ではジャズ・スタンダードに加え、ジョニ・ミッチェル、ポール・サイモンそしてブルース・スプリングスティーンのカバーにも挑戦。
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結構、低音がしっかりしている声質でなかなか良い。
アレンジは可もなく不可もなくという感じだが、ボーカルを邪魔しない手堅い演奏で聞きやすい。
でも、ジャケットが一番いい。

私をスキーに連れてって


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
白銀の世界での恋を描くハートフルラブストーリー。スキー場で出会った商社マン・父J夫とOLの優子。2人はクリスマスのゲレンデで楽しい時間を過ごすが、シャイな文夫の性格を誤解した優子は、彼に嘘の電話番号を教えてしまい…。再リリース版。
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あるアンケートに答えてamazonの500円券をもらった。
前からちょっと欲しいなと思っていた「私をスキーに連れてって」のDVDを買った。
私の記憶では、公開からだいぶ経ってから、小さな映画館で観た記憶がある。
演技はぼろぼろだけど、設定と音楽が良くて最後まで夢中でみた記憶がある。
当時この映画をみてから、スキー熱が再燃、スキーを買った。
社会人2年目だったかな?
ああ、懐かしい!
今観ると、スキーの滑り方が現在主流の滑り方とすごく違うのがおもしろい。

Orchestrion


内容紹介
パット・メセニー待望のニュー・アルバム。ソロ・プロジェクトとしては、前作「デイ・トリップ」から2年ぶりの新作。
*オーケストリオン(Orchestrion)とは
19世紀末から20世紀初頭に実在した、オーケストラの複数の楽器を同時に演奏させることができる大掛かりな機械のことで、このコンセプトを現代の最新技術に当てはめたのがのが本作。メセニーはジャケットにあるとおり、たくさんのアコースティック楽器によるアンサンブルを組み、ピアノ数台、ドラムキット、マリンバ、ヴィヴラフォン、ギター・ボット、パーカッション多数、念入りにチューニングされた何十本もの空き瓶まで使用し同時演奏させている。
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1曲目だけが一人オーケストラなのかな?
説明されないと一人で演奏している思えない。
演奏の奇抜さよりも曲としてメセニーの楽曲になっているとこが素晴らしい。
このこだわりが好きだなあ。

I’ll Close My Eyes

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ウラジミールシャフラノフの新作。
HMVで発見し、思わず購入。
彼のピアノが大好き。
力強さがあり、荒削りながら独特な甘さ感じる。
これがウォッカパワーかも?!

おそろし 三島屋変調百物語事始


内容紹介
ある事件を境に心を閉ざした17歳のおちかは、神田三島町の叔父夫婦に預けられた。おちかを案じた叔父は、人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。不思議な話は心を溶かし、やがて事件も明らかになっていく。
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ほんとうに怖い、怖さがあとからひたひたとくる感じ。
いつもながら説明や描写が多すぎる文体もこの怖い話にはあっているかも。

日本辺境論


内容(「BOOK」データベースより)
日本人とは辺境人である―「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。
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とても興味深い内容だった。
ところどころ確かにそう思うとうなずく箇所が多かった。
いくつか印象に残った点を列記する。
・日本人はきょろきょろする。「きょろきょろして新しいものを外なる世界に求める」態度こそはまさしく日本人のふるまいの基本パターンです。
・「君が代」を作曲したのはイギリス人。ヨーロッパではどこの国でも国歌というものがあるというイギリス人(ジョン・ウィリアムス・フェイトン)のアドバイスにより制定された。
・日本だけが例外的に、土着語だけしか使用できない人間でも大学教授になれ、政治家になれ、官僚になれます。これは世界的にきわめて例外的なことなのです。
・日本人には「日本人はこうあるべきだ」と言うアイデンティティはない。
・地球は俺を中心に回っていると思っている日本人は少ないように思う。
妙に共感できる一冊だった。

つばさよつばさ


内容紹介
笑わせて泣かせる珠玉のエッセイ集
“旅”をキーワードにしたエッセイ40篇。時に爆笑を、時に涙を誘う、また、人の心に寄り添う優しさ、真面目に主張し怒る真摯な姿勢・・・一篇一篇味わいの異なる、どこから読んでも楽しめるエッセイ集。
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パリいいなあ、パリ行ってみたいなあ。
ユーロ高いなあ。
JAL破綻のニュースのなかJALの雑誌に掲載されていたこのエッセイを読んだのもちょっとした偶然。