内容(「BOOK」データベースより)
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
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「目でものを言う」、目は怖い。
監禁されるシーンは怖い!
読んでいて監禁されるのは勘弁してほしいと思った。
東野圭吾が交通事故の遺族の気持ちを代弁しているのかもしれない。
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
内容(「BOOK」データベースより)
暴走する宗教。デタラメな戦争。広がる経済格差。腐った政治にウソだらけのメディア…。こんなアメリカを誰が救えるのか。
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一番印象に残ったのは、アメリカ人における宗教の影響である。
「人間は神がつくったものだ」という宗教の教えを守るために
「ダーウィンの進化論」を教える学校に子供を通わせない親がいるという話にはびっくり。
宗教により盲目になるという側面は、キリスト教もイスラム教も同じなんだね。
アメリカには色々な人間がいるという事なのだろう。
のぼうの城
内容(「BOOK」データベースより)
時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
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実話、歴史小説である。
ぼっーとしている主人公、のぼう様はクライマックスにかけて別人のように賢い大将になる。
かっこええ!
一気に読めた。
石田三成は、戦がへただったのね。
夢をかなえるゾウ
鹿児島から札幌までの飛行機の中で読んだ。
ひとつひとつの話はためになるけど、それにまつわるエピソードの内容はちょっとしょぼい。
何かを削って時間を作るというのは納得。
勉強する時間をジムに行く時間を作ろうと思っている。
そのためには何かやめなきゃだめなんだろうなあ....。
インターネットと禁酒をすれば時間が作れるかなあ。
私が彼を殺した
内容(「BOOK」データベースより)
流行作家・穂高誠が、新進の女流詩人・神林美和子との結婚式当日に毒殺された。美和子の兄・貴弘、穂高のマネージャー・駿河直之、穂高の担当編集者・雪笹香織。彼らは皆、事件後つぶやく。「私が彼を殺した」と…。容疑者は三人。そして犯人は一人。卓絶のテクニックで繰り出される真相を、はたしてあなたは看破できるか。
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ストーリーは面白かったけど犯人はわからなかった。
何度か途中まで読み返したがさっぱり。
インターネットで答えを探して、解答を見つけて読んでも理解できなかった。
推理作家にはなれないね。
さまよう刃
出版社 / 著者からの内容紹介
蹂躙され殺された娘の復讐のため、父は犯人の一人を殺害し逃亡する。「遺族による復讐殺人」としてマスコミも大きく取り上げる。遺族に裁く権利はあるのか? 社会、マスコミそして警察まで巻き込んだ人々の心を揺さぶる復讐行の結末は!?
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東野圭吾の小説では、遺族の気持ちを代弁したストーリーの小説がいくつかある。
この小説はその遺族の気持ちにスポットを当てたもの。
この主人公の気持ちは痛いほどわかる。
家族が被害にあったら自分もどんな行動を取るかわからない。
カラヤンと日本人
内容(「BOOK」データベースより)
なぜクラシックといえばカラヤンなのか?初来日の際に行動を共にした元N響コンサートマスター、ベルリン・フィル楽員、代役でステージに立った指揮者など多くの証言で綴るマエストロの素顔。生誕一〇〇年を迎え、稀代のスター指揮者と日本人の幸福な出会いを描く。
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今年はカラヤン生誕100年である。
クラシックも結構聴いているので、読んでみた。
カラヤンは日本びいきだったようだ。
カラヤンのカリスマ性がよくわかった。
いい男は得だね。
模倣犯
内容(「BOOK」データベースより)
公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。直木賞受賞作『理由』以来三年ぶりの現代ミステリー。
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上下二巻からなる長い小説なので、読むのに2ヶ月くらいかかってしまった。
映画化された人気小説のことだけはある。
いつも思うんだけど宮部みゆきは、文章に説明がちょっと多い。
それでなかなか読み進めないときがある。
設定もストーリーも全体としてはとてもおもしろい!
やっぱり傑作かな?!
流星の絆
内容紹介
全ての東野作品を凌ぐ現代エンタメ最高峰!
殺された両親の仇討ちを流星のもと誓った功一、泰輔、静奈の兄妹。
十四年後、泰輔が事件当日目撃した男に、功一が仕掛ける復讐計画。
誤算は、静奈の恋心だった。
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家族が殺されるというストーリーは重たい。
犯人を憎む兄弟の気持ちはよくわかる。
警察をだまそうとする手口は今ひとつ。
でもラストは、こうなってほしいなあと思える終わり方でほっとした。
三谷幸喜のありふれた生活6 役者気取り
内容紹介
特殊メークで老人体験、ドラマ仕立てのCMに初主演、市川崑監督作品にちょび髭で登場と、人気脚本家は役者気取り? 泥酔して階段で転倒し骨折、女優さんとエクササイズで有頂天……? 抱腹絶倒で奇想天外な「ありふれた」日々!
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大好きなエッセイ。
私にとってはとてもありふれた日々でないところがおもしろい!