内容紹介
「悪魔の手」と名乗る者から、警察と湯川に挑戦状が届く。事故に見せかけて殺人を犯しているという彼に、天才科学者・湯川が立ち向かう 。
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ちょっと赤川次郎化している東野圭吾、でもおもしろいから許す。
iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?
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理想書店というアプリをダウンロードして、無料で読めるこの本を読んでみた。
林信行というと、MacPowerの編集長というイメージしかなかったが、色々本も出しているみたい。
いわゆるフリーライターの本である。
書いてあることは、とても真っ当で「うん、確かにそうだね」と感心する内容である。
IPHONEとtwitterを取り巻く環境についてとても分かりやすく書いてある。
頭の中を整理してもらった気分である。
「正確なITだけではなく、遊び心のあるITであって欲しい」という著者の意見には共感できる。
聖女の救済
内容(「BOOK」データベースより)
男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。
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トリックがとても斬新である。
女は恐ろしいと言うオーソドックスなストーリーではあるが、登場人物のキャラクターの作り方とストーリーの流れがマッチしていて、一気に読める。
さすが東野圭吾である。
葬式は、要らない
内容(「BOOK」データベースより)
日本人の葬儀費用は平均231万円。これはイギリスの12万円、韓国の37万円と比較して格段に高い。浪費の国アメリカでさえ44万円だ。実際、欧米の映画等で見る葬式はシンプルで、金をかけているように見えない。対して我が国といえば巨大な祭壇、生花そして高額の戒名だが、いつからかくも豪華になったのか。どんな意味があるのか。古代から現代に至る葬儀様式を鑑みて日本人の死生観の変遷をたどりつつ、いま激しく変わる最新事情から、葬式無用の効用までを考察。葬式に金をかけられない時代の画期的な1冊。
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とてもためになった。
自分も家族葬にしてもうらおうかな?
遺言書こうかな。
ロングテール
商品の説明
ロングテール 「売れない商品」を宝の山に変える新戦略
インターネット小売市場の特性を表した言葉「ロングテール」を提唱した米IT誌『ワイアード』の編集長が、ロングテールが経済に与える影響を解説した一冊。
音楽配信などのネットの小売市場では、販売数が少なくて通常店舗で扱えないようなニッチ商品でも確実に売れる現象が起こっている。商品を売上高の順に並べた棒グラフを作ると、ニッチ商品の売り上げが恐竜の尾のように延々と続く。この長く伸びた部分、すなわちロングテールは、売れ筋商品に匹敵する大きな市場であり、ITにより商品管理や流通コストを限りなくゼロに近づけたことでビジネスとして成立するようになった。ネット上では、商品の流通や消費、そして生産の形態までが従来の経済とは大きく変わると筆者は説く。
センセーショナルな内容だけに、出版後は各方面で議論が巻き起こった。例えば「ネット小売店の商品の98%は、3カ月に一度は売れる」という「98%の法則」に反論が出たが、この法則の趣旨は数字そのものではない。訴えたいのは、大衆を狙った少数のヒット商品だけでなく、ターゲットを絞り込んだ商品でもビジネスが成立するという、経済の変化である。
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FREEの著者の前作を読んでみた。
売れ筋の商品と同じくらいマニアックな商品も売れると言う話し。
itune storeのように、デジタルデータで商品が在庫できれば、1年に1個しか売れない曲でも採算は合う。
最近感じるのは、自分の欲しいCDがお店に置いていない事。
知らないと恥をかく世界の大問題
内容(「BOOK」データベースより)
リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来るべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。わかりやすいニュース解説で定評のある、頼れる”お父さん”池上彰さんがズバリ答える。知らないと恥をかく世界のニュースが2時間でわかるおトクな一冊。
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最近のニュースがとても分かりやすく解説されており、なるほどとうなずきながら読んでしまう。
確かにこれが分かっていないと恥ずかしい。
一番印象に残ったのは、「戦争の原因は、宗教・民族・資源である。」
1Q84 Book1 and Book2
Book Description
1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。
そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。
Book 1
心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。
Book 2
「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。
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ずっと買わずにいたけど、やっぱりどうしても読みたくなって二冊一度に買ってよんだ。
物語が終わっていないので、感想は後日。
「BOOK2終わり」と書かれて、Book 2は終わり。
続きが読めない状態は初めてである。
BOOK3が出るまでの間、色々物語について考えてしまいそうだ。
それが村上春樹の狙いのひとつだろうか?
FREE
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか?あなたがどの業界にいようとも、”無料”との競争が待っている。それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。そのときあなたは、創造的にも破壊的にもなり得るこのフリーという過激な価格を味方につけることができるだろうか。
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今、IT関連で一番人気のある本。
「デジタルデータは無料になりたがる」
フリーを絡めた商売は昔からあるという話しは、面白かった。
カミソリのジレットの話しは、
説明されて初めてなるほどと思った。
グーグル革命の衝撃
内容(「BOOK」データベースより)
「人類による文字以来の革命的発明」とも言われる「コンピュータ検索」。アメリカの2人の学生が興したベンチャー企業は、10年を経て今最も注目される巨大企業となった。私たちの暮らしは、もはや「検索」抜きでは考えられない。世界で1日10億回、世界中のネットユーザーが、1日1回はグーグルの検索ボタンを押している。徹底した取材を基に、進化し続ける世界屈指の頭脳集団に迫った話題作。
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だいぶ前に買った本。
読まずに本棚に置いたままだった。
ITの本は旬が短いので、ちょっと古くかんじたけど、とても興味深い内容だった。
Googleが大きくなってきた経緯は別な本で知っていたので、軽く流した。
一番おもしろかったのは、「グーグル依存」という現象に対する危機感。
Googleで検索してレポートを書くようでは、本当の知識にはならないだろう。
まさに調べるという行為の形が変わることにより、閃きが失われるという意見には賛成。
でも私は、かなり「グーグル依存」している。
おそろし 三島屋変調百物語事始
内容紹介
ある事件を境に心を閉ざした17歳のおちかは、神田三島町の叔父夫婦に預けられた。おちかを案じた叔父は、人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。不思議な話は心を溶かし、やがて事件も明らかになっていく。
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ほんとうに怖い、怖さがあとからひたひたとくる感じ。
いつもながら説明や描写が多すぎる文体もこの怖い話にはあっているかも。