松任谷由実 1972-2011 フォトストーリー 『THE YUMING』

内容紹介
見るユーミン 秘蔵写真271枚!

年代別に構成されたデビューからの秘蔵写真271枚と、29,500字の語りで構成。デビュー、スッピン、結婚、小田和正、財津和夫らとの音作り、旅、コンサート・・・時代とともに変わってきたユーミンのかっこよさ、幸せ、苦悩、カリスマと言われてきた彼女の人生の深さを感じられる。そして、あなたの青春の涙、苦い思い出が、どこかに見つかる。
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Photo Story : Yuming

ユーミンの歴史を写真と文章で楽しむ本である。
私の世代にとって、ユーミンは音楽とファッションのリーダーである。
その昔、スキー場へ向かう車の中でよくユーミンを聴いた。一瞬だけど自分がテレビドラマに吸いこまれていくような気分になる。そんな思い出がある。

Photo Story : Yuming II

この本には、自分の知らないユーミンの色々な出来事がつづられている。
結婚後、ユーミンはアーティスト名を松任谷由実に変えた。
「でも後からわかったことだけど、名前を変えることで、過去は封印されるんですね。集団意識がそうさせるのかな、あれは違う時代だったという、暗黙の区切りになっているような気がする。荒井由美時代はここでクローズしました、という。ちょっと便利だよね(笑)」

そう、周りはアーティスト名が変わることで見方を変えると思う。私も荒井由美と松任谷由実は分けて見ている。
ユーミンくらいビッグになるとアーティスト名は大事なものである。

日本中枢の崩壊

内容(「BOOK」データベースより)
福島原発メルトダウンは必然だった…政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?家族の生命を守るため、全日本人必読の書。「日本の裏支配者が誰か教えよう」。経産省の現役幹部が実名で証言。
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これを読むと寒くなる。
一般知識として社会人必読の書である。

告白

内容紹介
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
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テレビや雑誌の情報で後味の悪い本であることは知っていた。
しかしこれほど後味が悪いとは想像していなかった。
殺人事件なんだからハッピーエンドは期待していないが、犯人に対する復讐の方法にはびっくりする。
「本屋大賞」の受賞に恥じないストリーと文章で、若い才能に感心した。
しかし、おじさんにこの結末はきつい。もう少しやわらかい結末にして欲しい。

考える野球

内容(「BOOK」データベースより)
才能があってもプロの世界で成功できない者がある。一方、そこそこの才能なのに一流に育つ者もいる。何故、こうしたことが起きるのか!?野村野球論の集大成。
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野村克也の本は、たくさん読んでいる。
この本は、今まで出版されている本とあまり中身は変わらない。
しかし、今まで語られていないエピソードがありとても興味深かった。
特に稲尾との騙し合いの話は、おもしろい。
勝負の厳しさがわかる。
野村克也の本には、いつも感心させられる。

和のちから

内容紹介
史上初めてリーグ3位から日本一に輝いた千葉ロッテマリーンズ・西村徳文監督。選手時代から苦労人として知られ、また温厚な人柄な西村監督が掲げたスローガンは、「和」。やがてフロントやファンをも巻き込み、チームが一丸となって戦う球団に変貌した。チームをまとめ方、人心掌握術を余すところなく伝える。
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ロッテファンの息子が買った本を借りた。
人柄が文章や内容に良く現れている。
とてもまじめな性格がよくわかる。
やっぱり世の中まじめな人が良い目を見て欲しい。

でも野球の本としては、あまりおもしろくない。
もうちょっと細かい野球の話をして欲しい。
戦術や技術的な解説が聞きたい。

甲子園だけが高校野球ではない

内容紹介
強豪高の力のある選手だけではなく、たとえ甲子園にいけなくてもみんな同じ高校野球生活3年間を一生懸命に野球をがんばる高校生たちの実話です。 また、球児の子だけではなく、マネージャー、ブラスバンドの女の子、プラカードを持って行進する女の子、野球選手の交際相手の女の子など、高校野球に一生懸命、一途に関わる子供たちのストーリーも掲載。
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ちょっと待ち時間があるとき読むのに、ちょうどよいボリューム。
お涙ちょうだいのものもあるが、思ったほど悪くない。

私は、野球がすきなのでおもしろかった。
感動を狙いすぎのところはあるが......。

殺し屋ですのよ

内容(「BOOK」データベースより)
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作!切れ味ばつぐん!人生のスパイスをどうぞ。
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この本を読んですっかり星新一が好きになった。
何でこんなに簡潔におもしろい話が書けるのだろうか....。

実力大競争時代の「超」勉強法

内容(「BOOK」データベースより)
中国の優秀な新世代が日本企業にも続々と進出。日本人が何もしなくても生きていける時代は終わった。何を、どうやって勉強すればいいか?どうすればモチベーションを維持できるか?
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「終身雇用は崩壊している」とだいぶ前から言われている。
この本では、「就職の競争相手が外国人になる」という状況が説明されている。
この競争に勝つためには、大学生や社会人はもっと勉強すべきであると書かれている。

日本人が世界の中で競争に勝って行くためには、何が必要かという説明はわかりやすい。

勉強の仕方の説明では、「一分間勉強法」など努力しない方法はうまくいくわけがないという説明があった。
私は、「一分間勉強法」を買ったので、この一文を読んで顔が赤くなった。

この本読むと勉強する意欲が沸いてくる。

とりあえず、GoogleAppEngineについて勉強している。

信頼する力

内容紹介
ベスト16を達成した南アフリカ・ワールドカップ。大会直前のシステム、起用選手の変更。あの時、チームでは何が起こっていたのか。中心にいた遠藤が、今だからこそ明かす日本代表の真実。
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サッカー日本代表、遠藤保仁の本である。伊藤洋一がラジオで勧めていたので読んで見た。
私は、サッカーにあまり詳しくない。ワールドカップを見る程度。
しかしとても楽しく読めた。
歴代の代表監督の説明がおもしろい。
特にトルシエの時は、「やる気を演技する必要があった。」という文章は笑える。

またワールドカップ、ドイツ大会の代表チームと南アフリカ大会の代表チームの違いを分析している。この話もとても興味深い。遠藤から見た代表チームの印象がよくわかる。

これを読んでまた日本代表の試合を見たくなった。

恋がいっぱい

出版社 / 著者からの内容紹介膨大な星新一のショートショート作品のなかから、長めのものだけをチョイス。新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末はそのまま、「ちょっと長め」だから、たっぷり面白い! シリーズ第2弾
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恥ずかしながら星新一を初めて読んだ。
短い文章であるが状況や風景が生き生きと浮かぶ。
話の最後の「落ち」が素晴らしい。
すっかりファンになった。