内容紹介
人々のさまざまな思いを技術で形にするプログラマ。本書は世界中で活躍するプログラマによる97本のエッセイを収録した書籍です。
プログラミングにおいてもっとも重要な事柄は何か、バージョン管理やテスティング、設計原則とコーディングテクニック、
また腕を磨くための勉強法などについて、経験豊かなプログラマが自らの体験を踏まえて解説します。
プログラマを勇気づけ、新たな気づきをもたらす一冊です。
日本語版では、小飼弾、関将俊、舘野祐一、まつもとゆきひろ、宮川達彦、森田創、吉岡弘隆、和田卓人による10本の書下ろしを収録。
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私にとって、とてもためになる本であった。
これからの仕事に役立てていきたいことばが詰まっている。
なるほど!という目から鱗が落ちる言葉を列記する。
・共有は慎重に — Udi Dahan
何でも部品化すれば良いというものではない。
ライブラリ化したことにより影響範囲が大きくなりすぎて困ることがある。
・ハードワークは報われない — Olve Maudal
プログラミングは長い時間をかけず、集中して短い時間で終わらせるように心がける。
・ポリモーフィズムの利用機会を見逃さない — Krik Pepperdine
冗長(じょうちょう)な if-then-else ブロックを書かない
・「イエス」から始める — Alex Miller
「ノー」でなはく「イエス」という返答から始めるようにすれば、物の見方は大きく変わる。
特に4つ目の「イエス」から始めるという言葉は、心に刺さった。
相手の要望に対し、自分の仕事が増えないように、常に「ノー」の気持ちで会話している事が多い。
これでは、業務改善の機会を失っているかもしれない。
自分の行動を改めていこうと思った。