Orchestrion


内容紹介
パット・メセニー待望のニュー・アルバム。ソロ・プロジェクトとしては、前作「デイ・トリップ」から2年ぶりの新作。
*オーケストリオン(Orchestrion)とは
19世紀末から20世紀初頭に実在した、オーケストラの複数の楽器を同時に演奏させることができる大掛かりな機械のことで、このコンセプトを現代の最新技術に当てはめたのがのが本作。メセニーはジャケットにあるとおり、たくさんのアコースティック楽器によるアンサンブルを組み、ピアノ数台、ドラムキット、マリンバ、ヴィヴラフォン、ギター・ボット、パーカッション多数、念入りにチューニングされた何十本もの空き瓶まで使用し同時演奏させている。
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1曲目だけが一人オーケストラなのかな?
説明されないと一人で演奏している思えない。
演奏の奇抜さよりも曲としてメセニーの楽曲になっているとこが素晴らしい。
このこだわりが好きだなあ。

I’ll Close My Eyes

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ウラジミールシャフラノフの新作。
HMVで発見し、思わず購入。
彼のピアノが大好き。
力強さがあり、荒削りながら独特な甘さ感じる。
これがウォッカパワーかも?!

おそろし 三島屋変調百物語事始


内容紹介
ある事件を境に心を閉ざした17歳のおちかは、神田三島町の叔父夫婦に預けられた。おちかを案じた叔父は、人々から「変わり百物語」を聞くよう言い付ける。不思議な話は心を溶かし、やがて事件も明らかになっていく。
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ほんとうに怖い、怖さがあとからひたひたとくる感じ。
いつもながら説明や描写が多すぎる文体もこの怖い話にはあっているかも。

日本辺境論


内容(「BOOK」データベースより)
日本人とは辺境人である―「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。
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とても興味深い内容だった。
ところどころ確かにそう思うとうなずく箇所が多かった。
いくつか印象に残った点を列記する。
・日本人はきょろきょろする。「きょろきょろして新しいものを外なる世界に求める」態度こそはまさしく日本人のふるまいの基本パターンです。
・「君が代」を作曲したのはイギリス人。ヨーロッパではどこの国でも国歌というものがあるというイギリス人(ジョン・ウィリアムス・フェイトン)のアドバイスにより制定された。
・日本だけが例外的に、土着語だけしか使用できない人間でも大学教授になれ、政治家になれ、官僚になれます。これは世界的にきわめて例外的なことなのです。
・日本人には「日本人はこうあるべきだ」と言うアイデンティティはない。
・地球は俺を中心に回っていると思っている日本人は少ないように思う。
妙に共感できる一冊だった。

つばさよつばさ


内容紹介
笑わせて泣かせる珠玉のエッセイ集
“旅”をキーワードにしたエッセイ40篇。時に爆笑を、時に涙を誘う、また、人の心に寄り添う優しさ、真面目に主張し怒る真摯な姿勢・・・一篇一篇味わいの異なる、どこから読んでも楽しめるエッセイ集。
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パリいいなあ、パリ行ってみたいなあ。
ユーロ高いなあ。
JAL破綻のニュースのなかJALの雑誌に掲載されていたこのエッセイを読んだのもちょっとした偶然。

コンプリート・オブ・DIMENSION at the BEING studio


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3人組インスト・バンド、DIMENSIONのコンプリート・ベスト。03年で10周年を迎える彼らのこれまでの活動ぶりをまんべんなく収録しており、特に注目すべきはレア・トラック。97年のライヴ音源「Beat #5」や、92年にリリースされた唯一のシングル曲「ROUND TRIP」、コンピ盤「Fashionable Lounge」に収録されていた「Something about you and me」などを収録している。
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出張の前に購入。電車や飛行機の中でスキッとしたくて買ってみた。
でもちょっとはずれ。
古いアルバムはアレンジと音質が今ひとつ。
最近のアルバムの方がいい。

時計洗浄

時計を購入したデパートへ行き、時計を洗浄してもらった。
嫁さんの時計も持っていった。
洗浄に1時間くらいかかったがスッキリ!
とても綺麗になった。
やっぱりプロの仕事は違う。
年の初めに綺麗な時計をするのは気持ちが良い。
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2009年DVDベスト3

2009年もDVDを見た数が少ない。
理由
・夜、映画を見る体力が無くなった。
・テレビの買い換えを計画していたため、DVDを一切購入しなかった。
・テレビは子供達に占領されている。
第1位 ハリー・ポッターと謎のプリンス

1位はブルーレイのハリーポッター!
この映画がとても良かった訳ではないが、フルHDテレビで見るブルーレイはとても綺麗!
それだけで感動する。
第2位 2009 WORLD BASEBALL CLASSIC

WBCはしびれた。
イチローが最後に打ってすっきりした。
見た本数が少ないため、ベスト2でおしまい。
2010年はもっと見たいなあ。
2009年に見た映画で一番おもしろかったのは、「ターミネーター4」。
映画館で見た。
「ターミネーター3」があまりにもおもしろくなかったせいかもしれないが、キャラクターやメカのデザインもなかなか良かった。
シュワちゃんもちょっと出てくるし、新しい「ターミネーター」として合格点だと思う。
ブルーレイディスクのソフトが安くなったら買う予定(2000円に下落したら買う)。

ギター・ルネッサンスIV


このCDの仕様
渡辺香津美のライフワーク、ソロギタープロジェクト「ギター・ルネッサンス」。今作は森山未来主演で話題を呼ぶスペイン戯曲「血の婚礼」(ガルシア・ロルカ作/公演・東京グローブ座2007.5.3~20日他)への香津美自身の出演演奏というコラボレーションを伏線に、スペインをモチーフにした音楽を展開する。
フラメンコ基調の「血の婚礼」からの楽曲の数々に加え、フルアコ・ジャズギターアプローチによるチック・コリアの名曲「スペイン」、マイルス・デイビスの「ナルディス」などギターテク炸裂の名演を収録。
恒例となったビートルズナンバーからは「エリナー・リグビ」、J.S.バッハ・無伴奏チェロ組曲第一番からは「サラバンド」、前作ギター・ルネッサンス III[翼]での吉田美奈子のゲスト参加も話題を呼んだデュオ・コーナーは世界的なクラリネット奏者リチャード・ストルツマンを迎え、オリジナル曲「たまゆら」を披露。さらに村治香織、鈴木大介などの師匠としても知られるクラシックギター界の第一人者、福田進一とのデュオ、「禁じられた遊び」がラストを飾る。
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最近の渡辺香津美ではの「ギター・ルネッサンス」シリーズがお気に入り。
ギターのうまさだけでなく、編曲が素晴らしい!
1曲目の「ELEANOR RIGBY」が一番良い。

2009年CDベスト3

2009年に私が購入したCDベスト3!
第1位 Crazy Love

色々な国でチャート1位を記録したヒットアルバム。
ジャズとポップをうまく選曲している。
声もそこそこ良いし、とにかくアレンジが最高!
第2位 I Dreamed a Dream

YouTubeで世界中に知れ渡った彼女、見た目と声のギャップに驚かされた。
アルバムの選曲も無難、アレンジもオーソドックスでゆったり聴けるところが良い。
第3位 Le Canzoni Di Caterina
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イタリアのジャズピアニスト、PAOLO DI SABATINO のソロピアノアルバム。
全曲オリジナルというのがユニーク。
最初聴いたときは、フツーな感じだが、聴き込むと引き込まれるような世界を持っている。
2009年は、マイケルジャクソンが亡くなった。
マイケルのアルバムも何枚か買った。
あえて2009年のベスト3には入れなかったけど、マイケルが亡くなった年として2009年は忘れられない年になると思う。合掌。
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