影法師

内容(「BOOK」データベースより)
頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。『永遠の0』に連なる代表作。
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すっかりはまった百田 尚樹の3冊目。

永遠の0より好きかも。

友のため、愛する女性のために「ここまでする?彦四郎」

最後は号泣。

モンスター

内容紹介
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた 未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった。
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すっかりはまった百田 尚樹の2冊目。

女性の苦悩ってこんななの?
男にはわからない世界。

文学としてはダメダメなところもあるけど、
エンターテイメントとしては素晴らしい。

野心のすすめ

内容紹介
「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」
――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、
やらなかったことの後悔は日々大きくなる」をモットーとする作家・林真理子。
中学時代はいじめられっ子、その後もずっと怠け者だった自分が、
なぜ強い野心を持つ人間になったのか。
全敗した就職試験、電気コタツで震えたどん底時代を経て、
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』での鮮烈なデビュー、その後のバッシングを振り返り、
野心まる出しだった過去の自分に少し赤面しながらも、“低め安定”の世の中にあえて「野心」の必要性を説く。
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読んでいてバブルの時代が懐かしくなった。
あの時は、よく仕事してよく遊んだ。

林真理子の自慢話なんだけど、若者に対するエールとして受け止めればまだ許せるかな。

SAFE / セイフ

内容紹介
ニューヨーク。元市警の特命刑事だったルーク・ライトは、今はマイナーな総合格闘技のファイターにまで落ちぶれていた。
八百長試合で誤って相手をKOしてしまった彼は、その試合で大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。
すべてを失いホームレスとなったルークは地下鉄のホームで飛び込み自殺をしようと立っていた時、
一人のおびえた少女が、妻を殺したロシア人の一団に追われているのを目撃する。
彼は追っ手を倒し、少女を救うが、今度は市警の汚職警官グループやチャイニーズ・マフィアまでもが、少女を必死に追ってくる。
その中国人少女メイは、一度覚えた数字を絶対に忘れない天才で、チャイニーズ・マフィアがある暗証番号を覚させていた。
やがてメイが記憶している暗証番号の秘密が明らかになり、少女を巡る争奪戦の裏に
ニューヨーク市長までをも巻き込んだ巨大な陰謀が浮かび上がる。
すべてを知ったルークは、メイの安全を守るため、三派の悪の組織を叩き潰すべく行動を開始する…。
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家族のなかで「ジェイソン・ステイサム」ブームがまだ続いている。
毎回、同じようなストーリーだけど、スカッとするのが病みつきに。

スティーブン・セガールと同じ感じかな。

THE BEATLES 1

内容紹介
300万枚の大ヒット記録した「1」の最新デジタル・リマスター盤遂に登場!

2000年に発売され300万枚以上のセールスを記録する
ザ・ビートルズ唯一の1CDベスト盤 最新リマスター音源で登場(2009年度リマスター音源)
英米でNO.1を記録した誰でも知っている名曲27曲(78分)
ジャケットは、デジスリーブ仕様。32Pブックレット付き。
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息子がビートルズが聴きたいと言われて買った1枚。
私は、ビートルズ世代ではないし、若い頃はビートルズが好きではなかった。
ポールやジョンのボーカルはあまりうまくないなと思っていた。
それでもLPの「ホワイトアルバム」を買ったり、ちょこちょこは聴いていた。

しかし、スタイリスステックスなどの黒人ボーカルの方が好きだった。

でも今改めて、このベストアルバムを聴くとすごいバンドだったのがわかる。

「Let It Be」と涙が出そうになる。

科学的とはどういう意味か

内容紹介
科学的無知、思考停止ほど、危険なものはない!
「横行する非科学に騙されるな!」 元・N大学工学部助教授の理系作家による科学的思考法入門。

科学――誰もが知る言葉だが、それが何かを明確に答えられる人は少ない。しばしば「自然の猛威の前で人間は無力だ」という。これは油断への訓誡としては正しい。しかし自然の猛威から生命を守ることは可能だし、それができるのは科学や技術しかない。また「発展しすぎた科学が環境を破壊し、人間は真の幸せを見失った」ともいう。だが環境破壊の原因は科学でなく経済である。俗説や占い、オカルトなど非科学が横行し、理数離れが進む中、もはや科学は好き嫌いでは語れない。今、個人レベルの「身を守る力」としての科学的な知識や考え方とは何か。
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読みながら「そうだよ、そうだよ。」とつぶやいてしまった。
私がテレビのニュースや雑誌、インターネットの情報を見たときにいつも思う感想を言い表してくれていた。
それは、
「言葉を鵜呑みにしない。」
「雰囲気ではなく、数値で教えて欲しい。」
「あなたの意見よりもまず事実が知りたい。」
などなど.....。

読んだあとスッキリした気持ちになった。

永遠の0

内容紹介
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
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友達のおもしろぞと進められて読んだ。

圧倒された、そして泣けた。

すべてのエピソードが最後すべてつながりクライマックスへ.....。

この本で百田 尚樹のファンになった。

投手論

内容紹介
近鉄バファローズ、ヤクルトスワローズ、そしてニューヨークメッツへと日米の球団を渡り歩いた著者。
メジャーでは通算32勝し、日本人初のポストシーズン開幕投手も務めた。日本ハムファイターズの投手コーチ就任後には、二度のリーグ優勝に貢献した。
なぜ著者は、150キロの剛球を投げなくともメジャーで先発投手として勝ち星を積み上げられたのか、また、ダルビッシュ、吉川投手などを球界を代表するエースに導くことができたのか。
そこには、既知の投手観とはまったく異なる「投手魂」が存在していた――「打たれてKOされた時こそ、偉そうにベンチに帰って来い。打たれて下を向いたら罰金」と著者は教えていた。
また著者は、投球術についても既知の投球論に異を唱える――「打者は、ゴロを打とうとするのに、なぜ投手は、低目に投げなければならないのか」と。
従来の野球の見方を覆す、新しい野球論。

野球ファンはもちろん自分らしく生きたい人は必読の一冊。
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球の力が衰えても投球術で勝ち星をあげた吉井。
いけいけの若い頃からベテランになるまでの自己分析がおもしろい。
特にメジャーでの苦労話は、野球がうまいだけでは海の向こうに行けないのがわかる。

またどこかの球団でピッチングコーチをやってほしい。

ツナグ

内容紹介
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
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死後の世界があると思えないけど、この小説のような死後の世界があればいいなと思える。

短編が集まって長編になっている形もおもしろい。
ちょっぴり感動。

ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト アイデア・マンの軌跡と夢

内容(「BOOK」データベースより)
マイクロソフトのもう一人の創業者、ついに語る。ビル・ゲイツとの出会い。アイデアのポールと現実主義のビル。裏切りと離別。その後のアイデア・マンとしての人生―NBAやNFLなどのスポーツ、宇宙旅行、音楽、人工知能、脳地図―好奇心の飽くなき探求。新しい時代を創ったアイデアの人ならではの夢への挑戦を描いた自伝。
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自分をアイデア・マンと言ってしまうポール・アレンは痛い。
創世記のマイクロソフトを知るためには最高の本。

後半は読む必要なし、読んでいて疲れた。