怪笑小説


内容(「BOOK」データベースより)
怪しい笑いが新たな不気味な笑いを呼ぶ9編からなる作品集。
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東野圭吾の笑える短編集。
泣かせるより笑いはむずかしいと思う。
「一徹おやじ」は最高に笑った。
星一徹を目指してしまうおやじはよくいると思う。
「あるジーサンに線香を」
この話がいちばんおもしろかった。
老人は若返る話。
若返ることにより世の中が違ってみえる。
外見、気力、体力、なるべく衰えない努力が必要かも.....。

手紙


内容(「BOOK」データベースより)
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
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とても面白くて二日で読んでしまった。
自分が殺人犯の弟になったらどうだろう?
まっとうに生きていけるだろうか?
差別に耐えられない気がする。
殺人犯の家族にも犯人と同じようにハンデを背負って生きていかなければならないというくだりはとても考えさせられた。
感動したというよりは、今、自分がなんとか平凡に生きていられることをありがたいと思った。

迷いと決断


内容(「BOOK」データベースより)
決断するまでは、誰しも迷う。ましてや従業員16万人、売り上げ総額7・5兆円の企業の運命がかかっているのならば…。一社員から、ソニー初の「プロフェッショナル経営者」として社長に就任した著者は、瀕死の状態だったソニーの立て直しに成功する。そして、コーポレート・ガバナンス改革を実践し、精緻な企業戦略を練り上げ、さらなる改革へと突き進むが…。前CEOが、初めて語ったソニー経営の内幕。
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社長として決断する際、眠れぬ夜を過ごすという。
経営者のプレッシャーは相当な物なのね。
睡眠誘導剤を飲んでいますというくだりは、トップは大変なんだなあと感じた。
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ!」
植木等が好き。

たぶん最後の御挨拶


小説に集中するためにエッセイはもう書かないそうだ。
印象に残った一節、
「本を書店で買っていただかないと小説家はいなくなる」
ごもっとも!
この本は図書館で借りた。ゴメンナサイ。

はじめての文学 村上龍


内容(「MARC」データベースより)
文学の入り口に立つ若い読者のために、著者自身が用意したスペシャル・アンソロジー。時代のトップランナー、村上竜の魅力がこの一冊に。「ハワイアン・ラプソディ」「希望の国のエクソダス」など全9編を収録。
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「浦島太郎」の改変話がおもしろかった。
「開けてはいけないものはいらない」と玉手箱をもらわなかった賢い浦島太郎!笑えた。

わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL


内容(「BOOK」データベースより)
バカバカしくも切実な悩みに村上龍が優しく答える。『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)「ミクロの決死件」の原案となった悩み相談。
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雑誌の連載を単行本にしたみたい。
印象に残ったことば、
『自分探しなど存在しない、とりあえず目の前の仕事をがむしゃらにやってみたら』

あなたはコンピュータを理解していますか?


内容(「BOOK」データベースより)
「コンピュータが中で何してるかなんて考えたこともなかったな。」そういう人にぜひ本書をおすすめする。根っこの部分をきっちり理解することにこそ、コンピュータ全体を見渡せるようになるための重要な鍵が潜んでいる。コンピュータを理解するとはこの点を押えているべき、この感覚を身につけているべき、このスタンスを取っているべき、という項目に絞り、比喩を交えてわかりやすく面白く解説している。
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おもしろいようで、さしておもしろくなかった。
フローチャートがそのままプログラムになった説明は良くできている。
メモリの話もおもしろかったけどメモリを意識したプログラミングは完全になくなると思う。
知識としてメモリ管理は大事だけど、重要な話ではなくなっていくと思う。

帰ってきたもてない男


内容(「MARC」データベースより)
「もてない男」が、もっともてなくなって再登場! とくに今度は「男のセカンドヴァージン」「30代美人どもの高飛車ぶり」などの観点から、恋愛、結婚、負け犬、出会い系サイト、女性嫌悪等々の男女関連諸問題を斬ってゆく。
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自由恋愛のこの時代、もてない男は結婚できない。
昔は親の決めた相手と結婚した。
筆者の主張 『恋愛は才能である。=>恋愛は誰にでも可能ではない。』
確かにその通りかも?じゃあ結婚できた自分は才能があるの?
恋愛が苦手の人は結構いると思う。苦手でも何とかしてしまう人が多いのかな.....。
出会い系の体験記は笑える。

下流社会


出版社 / 著者からの内容紹介
「下流社会」とは具体的にどんな社会で、若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、階層問題における初の消費社会論。
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読んで印象に残った事。
1.怖いのは格差社会ではなく、階層の固定化。
2.結婚は同じ階層で行われる。
3.収入が少ないと教育に無関心。
4.2と3の悪循環から階層の固定化が起こる。
5.マンガ「ドラゴン桜」の一節、
  「頭使わずに面倒くさがっていると、一生だまされて高い金払わされるんだ。だまされたくなかったら勉強しろ!」

恋は、あなたのすべてじゃない


内容(「MARC」データベースより)
生きることを簡単にしないほうがいい。恋愛は薄く、そのぶん自分の人生を厚くする人に、豊かな恋はやってくるはず…。恋愛小説の名手が大人の女性に贈る、軽やかにしなやかに生きるヒント。『SAY』連載に加筆して単行本化。
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女性に向けて書かれた本。
男性が読んでもおもしろくない。
本のなかで、「男性は、ほめられたい」という部分は納得できる。
自分もほめて貰うのはすごくうれしい。
男はほめられて快感を得る!