内容(「BOOK」データベースより)
30冊の警察手帳紛失に内部犯行説が…。男たちの矜持を描く迫真のミステリ。第53回日本推理作家協会賞受賞作。
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短編集。
どの話もおもしろいが、「逆転の夏」が一番よかった。
誰しも「魔が差す」ってことあるよね....。こわっ
案外、買い物好き
内容紹介
村上龍が世界各都市で、新宿で、買い物をする。
イタリア・ミラノで購入した葉巻のためのいろいろな道具、シャツにネクタイ――。インターネットで買いたいもの――。村上龍が購入したものをエッセイで綴る。世界各都市で購入した日常品から嗜好品まで一つひとつに思いを馳せながら、氏の視点で世界を、日本を見つめる。
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ハワイの別荘の話がでてくる。
「ああ、ハワイの別荘いいな...。」
ハワイにいってみたい。
楽園
次はどうなるのだろうとページをめくる手に「早くめくれ!」と声をかけたくなるほどおもしろかった。
家族が犯罪者になった時、当人が罪を償うだけではなく、その家族も同じように苦しみ、十字架を背負っていかなければならないと思った。
この感想は、東野圭吾の「手紙」を読んだ後と同じ気持ちだ。
ちょっとホッとする終わり方だったのが良かった。
辺境・近境
内容(「MARC」データベースより)
考える葦もいいですが、ここはひとつ元気にカンガルー脚になって外に飛び出しましょう。ノモンハンの鉄の墓場からメキシコ、香川の超ディープなうどん屋まで、村上春樹が歩き、思索した8年間の旅の記録。
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メキシコの旅行記がおもしろい!
メキシコの民謡をラジカセで大音量で聴きながらバスの旅、私なら経験したくない....。
走ることについて語るときに僕の語ること
内容紹介
1982年秋、『羊をめぐる冒険』を書き上げ、小説家として手ごたえを感じた時、彼は走り始めた。以来、走ることと書くこと、それらは、村上春樹にあって分かつことのできない事項となっている。アテネでの初めてのフルマラソン、年中行事となったボストン・マラソン、サロマ湖100キロ・マラソン、トライアスロン……。走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「僕という人間について正直に」、初めて正面から綴った画期的書下ろし作品です。
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「自分も走ろう!」とは思わないけれど、「仕事は体力である」という考えに賛成である。
またジムに行こう!
出口のない海
内容(「BOOK」データベースより)
甲子園の優勝投手・並木浩二は大学入学後、ヒジを故障。新しい変化球の完成に復活をかけていたが、日米開戦を機に、並木の夢は時代にのみ込まれていく。死ぬための訓練。出撃。回天搭乗。―しかし彼は「魔球」を諦めなかった。組織と個人を描く横山秀夫の原点。
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死ぬ事が怖くない訳はない。
戦争で国のため、家族のためと命を落とした若者の無念さを感じる。
今、この時代に生まれた事を幸せに思うべきかも......。
電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉
内容(「MARC」データベースより)
何者かに息子を殺害された老タクシー運転手の心の痛みが、ジャズの哀調にのって語られる作品など4篇収録。「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ第4弾。『オール読物』掲載。
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このシリーズはかかさず読んでいる。
主人公が少しずつ格好良くなっている気がする(課長 島耕作状態)。
SMの話はちょっと不気味、あんまり興味あるジャンルじゃないなあ....。
でも物語のテンポは良く、いつも通りおもしろい!
三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側
出版社 / 著者からの内容紹介
「結婚指輪を紛失!?」「腰の激痛で脚本降板!?」とハプニング続きの生活を送りつつ、大河ドラマも佳境に入る。「新選組!」の舞台裏、多彩な出演者たちとの交流、そして迎えた最終回の秘話とは?――朝日新聞芸能面の人気連載、ますます好調の第4弾!
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このエッセイ大好き。
イラストで書かれた三谷幸喜は背が低いように見えるけど、
実際は背は低くない模様。身長174.8cm
夜明けの街で
出版社 / 著者からの内容紹介
渡部の働く会社に、派遣社員の仲西秋葉がやって来たのは、去年のお盆休み明けだった。僕の目には若く見えたが、彼女は31歳だった。その後、僕らの距離は急速に縮まり、ついに越えてはならない境界線を越えてしまう。しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていた。両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、15年前、父の愛人が殺されるという事件まで起こっていた。殺人現場に倒れていた秋葉は真犯人の容疑をかけられながらも、沈黙を貫いてきた。犯罪者かもしれない女性と不倫の恋に堕ちた渡部の心境は揺れ動く。果たして秋葉は罪を犯したのか。まもなく、事件は時効を迎えようとしていた・・・。
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ああ、一気に読んだ。
読み終わって重たい気持ちになった。
この重たさは何だろう.....。
主人公の男に自分をかさねてしまった。
「自分がこうなったらどうしよう」とあるわけもない妄想.....。
もうドキがムネムネすることは、なかなかない。
犯人のいない殺人の夜
内容(「BOOK」データベースより)
犯人がいないのに殺人があった。でも犯人はいる。あなたに挑戦する本格推理小説。
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短編集、初期の頃の古い作品かな。
「さよならコーチ」が良かった。
でも全体的に話の「切れ」みたいのが足りない。
初期の頃の作品だからかなあ?